『石がある』

意味や目的から軽やかに抜けだす「現代のヴァカンス映画」

【INTRODUCTION】
「途方もない無意味さに、なぜか心震えて」。

友人との旅行で石拾いをした経験に触発されてシナリオを書きはじめた太田監督が、配給・公開の計画も立てぬまま、心から信頼する少人数のスタッフ・キャストと共につくりあげた映画『石がある』。川で出会った二人が束の間の時をすごす素朴な筋書きながら、心情のなびきや偶然性の豊かさを見事に捉えた本作は世界10以上の国際映画祭から招待された。

さらに、ゴダール、トリュフォーらを生んだ仏映画誌『カイエ・デュ・シネマ』では日本映画として異例のレビュー枠を獲得したほか、韓国の映画誌『FILO』では20ページ以上の特集が掲載。世界中の映画ファンからラブコールを浴びた。作品全体を貫く予感に満ちた間合いは絶えず意識を引きつけ、いつしか観客を澄んだ水辺へと運びだす。

【STORY】
旅行会社の仕事で郊外の町を訪れた主人公(小川あん)は、川辺で水切りをしている男(加納土)と出会う。相手との距離を慎重に測っていたが、いつしか二人は上流へ向かって歩きだしていた――

監督・脚本:太田達成
出演:小川あん/加納土
2022年/104分 /日本/日本語
©︎inasato

上映スケジュール

1月15日(水)〜1月19日(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
5 時から7 時までの
クレオ
型破りな教室石があるキノ・ライカ
小さな町の映画館
1月22日(水)〜1月26日(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
型破りな教室5 時から7 時までの
クレオ
キノ・ライカ
小さな町の映画館
石がある

鑑賞料金
一般:1500円 シニア(60歳以上):1200円 高校生:1000円
※お得な鑑賞料金の会員システム >>KINBOSHI VIBESもご用意しています。


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