『ぼくのお日さま』


田舎街のスケートリンクで、
3つの心がひとつになって、ほどけてゆく――。

雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、
淡くて切ない小さな恋たちの物語。

【INTRODUCTION】
『僕はイエス様が嫌い』(2019)で、史上最年少となる22歳で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』は、第77回カンヌ国際映画祭にて、8分間ものスタンディングオーベーションで歓迎された。フィギュアスケートを題材にした、あたたかくて懐かしい、でも、いままでに誰も観たことがない“新しい‘日本映画が誕生する。

監督を務めるのは、デビュー作『僕はイエス様が嫌い』でサンセバスチャン国際映画祭の《最優秀新人監督賞》を受賞した奥山大史。主題歌は、ハンバート ハンバートの代表曲「ぼくのお日さま」。奥山からの手紙を読み主題歌とタイトルの使用を快諾し、佐藤良成が本作の音楽も手がけている。

キャストには、少年・タクヤを越山敬達、少女・さくらを中西希亜良が演じ、本格的な演技が初となる二人がみずみずしい演技と、確かなスケーティングで魅了する。そして、ふたりを見つめるコーチ荒川役の池松壮亮、荒川の恋人・五十嵐役の若葉竜也が、二人でしか生み出せない空気感を創り出している。

是枝裕和監督が一目置き、池松壮亮が「凄まじい才能」と絶賛する奥山大史は、すでに世界中から注目され、第77回カンヌ国際映画祭では日本作品で唯一オフィシャルセレクションに選出。8分間ものスタンディングオーベーションで迎えられ、喝采を博した。フィギュアスケートを題材にした、あたたかくて懐かしい、でも、いままでに誰も観たことがない“新しい”日本映画が誕生する。

~第77回カンヌ国際映画祭 オフィシャルセレクション「ある視点」部門 正式出品~

【STORY】
吃音のあるアイスホッケー少年・タクヤ(越山敬達)は、「月の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少女・さくら(中西希亜良)の姿に、心を奪われてしまう。ある日、さくらのコーチ荒川(池松壮亮)は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て何度も転ぶタクヤを見つける。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習をつきあうことに。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり……。

監督・撮影・脚本・編集:奥山大史 
出演:越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、若葉竜也、山田真歩、潤浩
2024年/90分/G/日本/日本語
© 2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

上映スケジュール

1月29日(水)〜2月2日(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
ニュー・シネマ・パラダイスモロッコ、彼女たちの朝お坊さまと鉄砲ぼくのお日さま
2月5日(水)〜2月9日(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
お坊さまと鉄砲ぼくのお日さまニュー・シネマ・パラダイスモロッコ、彼女たちの朝

鑑賞料金
一般:1500円 シニア(60歳以上):1200円 高校生:1000円
※お得な鑑賞料金の会員システム >>KINBOSHI VIBESもご用意しています。


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