『お坊さまと鉄砲』

“初めての選挙”で揺れる山の村。
銃を巡って巻き起こる大騒動!

【INTRODUCTION】
大ヒット作『ブータン 山の教室』に続く、パオ・チョニン・ドルジ監督 待望の第2作!長編映画監督デビュー作の『ブータン 山の教室』(2019)が世界中でサプライズヒット、第 94 回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされ、ブータン映画初のオスカー候補という歴史的快挙を成し遂げたパオ・チョニン・ドルジ監督、待望の第 2 作。前作では秘境ともいえる地で、伝統を守りながら生きる人々の暮らしを活写しつつ、“学ぶ”ことによって未来は切り開かれていくのだと示した監督が、今回モティーフに選んだのは「選挙」。初めての選挙によって“変化”を求められ戸惑う村の人々の姿を、前作同様、温かい眼差しと飄々としたユーモアで紡ぎながら、本当の幸せとは何かを、観る者に問いかける。

世界各国の映画祭で愛されて遂に日本公開!

アカデミー賞Ⓡ前哨戦と呼ばれる第 50 回テルライド映画祭でワールドプレミアされるや批評家たちがこぞって大絶賛。「本映画祭全上映作の中で、3本の指に入る傑作」 (DEADLINE) 、「刺激的で鋭い洞察力に富んだ風刺コメディ」 (THE HOLLYWOOD REPORTER) 、「素晴らしい!茶目っ気のある批評性」 (VARIETY)などと評された。続くトロント国際映画祭、ローマ国際映画祭など世界各国の 15 以上の映画祭に招かれ、一般観客の投票によって選ばれる観客賞4つを含む6つの賞を受賞。前作『ブータン 山の教室』同様、アカデミー賞Ⓡ国際長編映画部門ブータン代表に選出され、今作ではショートリスト入りを果たした。アメリカの映画批評サイト「ロッテントマト」では批評家によるスコアが 94%フレッシュ、一般観客によるスコアが 100%と高い満足度を示している。

【STORY】
2006 年、国民に愛された国王の退位により、民主化へと転換を図ることになったブータンで、選挙の実施を目指して模擬選挙が行われることになる。周囲を山に囲まれたウラの村で、この報を聞いた高僧は、なぜか若い僧に銃を手に入れるよう指示する。時を同じくしてアメリカから“幻の銃”を探しにアンティークの銃コレクターがやって来て、村全体を巻き込んで思いがけない騒動が持ち上がる……。


監督・脚本:パオ・チョニン・ドルジ
出演:タンディン・ワンチュック/ケルサン・チョジェ/タンディン・ソナム
2023年/112分/G/ブータン・フランス・アメリカ・台湾/ゾンカ語・英語 
(c) 2023 Dangphu Dingphu: A 3 Pigs Production & Journey to the East Films Ltd. All rights reserved

上映スケジュール

1月29日(水)〜2月2日(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
ニュー・シネマ・パラダイスモロッコ、彼女たちの朝お坊さまと鉄砲ぼくのお日さま
2月5日(水)〜2月9日(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
お坊さまと鉄砲ぼくのお日さまニュー・シネマ・パラダイスモロッコ、彼女たちの朝

鑑賞料金
一般:1500円 シニア(60歳以上):1200円 高校生:1000円
※お得な鑑賞料金の会員システム >>KINBOSHI VIBESもご用意しています。


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