『赤い風船 4K』『白い馬 4K』

魔法のような奇跡!その鮮明な美しさに、夢中にならずにいられない!

名作『赤い風船』『白い馬』が4Kデジタル修復で、スクリーンにふたたび甦る。


【INTRODUCTION】
初公開から70年、時を超えた今だからこそ実現した4Kデジタル修復技術により、48歳という若さでこの世を去った伝説の映像詩人アルベール・ラモリスの名作『赤い風船』『白い馬』が、細部まで深く再現され、鮮明な美しさで甦る。特に『赤い風船 4K』は、アンドレイ・タルコフスキー、侯孝賢、ウェス・アンダーソン、デイミアン・チャゼルなどの名監督たちが、本作品から影響を受け映画を製作・オマージュを捧げており、多くのクリエイターたちの心を捉えて離さない唯一無二の作品として知られる。

映画に出演している息子のパスカルが、公開当時のオリジナルのフィルム映像に可能な限り近づけ、父アルベールの意図を忠実に現代に甦らせるために4Kデジタル修復に尽力。夢を現実化したポエティックな映像美と遊び心、愛と自由への賛歌、純粋な少年たちの物語の美しさは、今なお一層の輝きを放ち、忙しなく現代を生きる私たちの心を癒し、喜びを届けてくれる。


『赤い風船 4K』

【STORY】
ある朝、少年パスカルは学校に行く途中で、ふわりと宙に浮かぶ赤い風船を見つける。風船は街灯に紐が引っかかって動けなくなっていたのだ。放課後、風船を持って家へ帰り着いたが、窓から風船を放り出されてしまう。しかし、不思議なことに、風船は窓際にふわふわと浮いてとどまった。風船と友達になったパスカル。いじめっ子たちが、風船を我がものにしようと追いかけてくる。パスカルは風船とパリの街を逃げ回る・・・。

パリ20区、アーティストが多く集うメニルモンタンが舞台。少年と風船の心の交流に優しさが溢れる。パリの街並みに映える赤い風船の色彩、CGや機械仕掛けでもない撮影技術が素晴らしい。

⭐︎4K版日本初公開
⭐︎第6回カンヌ国際映画祭短編グランプリ(最高賞)受賞/1953年度ジャン・ヴィゴ賞受賞


監督・脚本:アルベール・ラモリス 
出演: パスカル・ラモリス/サビーヌ・ラモリス/ジョルジュ・セリエ/ヴラディミール・ポポフ
1956年/35分/G/フランス/フランス語

『白い馬 4K』

【STORY】
南仏カマルグ地方に、白く美しい荒馬をリーダーにした野生馬の一群がいた。“白いたてがみ”と呼ばれる馬の存在は噂となり、牧童たちは野生馬を捕獲し始める。漁師の少年フォルコは、牧童たちの手から逃れた“白いたてがみ”を見つけ、ひっそりと近づき、手綱を握った。ひきずられながらも手綱を放さないフォルコに、馬は次第に心を許す。しかし、すぐに牧童たちに見つかり、フォルコは馬をなんとしても守ろうとするが…。

カマルグは特異な自然環境が独自の生態系を育む大湿地帯で、国立自然保護地域に指定されている。実在する馬たちをモデルに作られた物語で、馬はこの神秘的な場所を象徴する存在。少年と馬の美しき友情に感涙。

⭐︎日本劇場初公開

監督・脚本:アルベール・ラモリス
出演:アラン・エムリー/パスカル・ラモリス/ローラン・ロッシュ/フランソワ・プリエ
1953年/40分/フランス/フランス語

上映スケジュール

11/26(水)-11/30(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
教皇選挙ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かうファースト・カウ「赤い風船/白い馬」
12/3(水)-12/7(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
「赤い風船/白い馬」ファースト・カウ教皇選挙ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう

鑑賞料金

通 常会員
一 般1800円1500円
シニア(60歳以上)1400円1200円
高校生まで1000円1000円

※お得な鑑賞料金の会員システム >>KINBOSHI VIBESもご用意しています。
>> 鑑賞料金と会員システムの変更のお知らせとお願いについてはこちらから


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