『あの娘は知らない』

伊東市をメインロケ地として撮影
最も期待される俊英・井樫彩監督がオリジナル作品で挑む
「喪失と再生」の物語
福地桃子と岡山天音、初共演で魅せる新境地

【INTRODUCTION】
もうこれ以上傷付きたくないと願う女性と亡き恋人の過去を求める男性、「喪失」を抱えた二人。男女の新しい紐帯と希望を描く、日本映画の新時代を象徴するマスターピースが誕生した。

『溶ける』で日本人最年少でのカンヌ国際映画祭の出品を果たした監督・井樫彩。『真っ赤な星』(2018)、『21世紀の女の子』「君のシーツ」(2019)、『NO CALL NO LIFE』(2021)と、同世代を生きる若者の心情を捉える確かな作劇と特有の映像センスで観客を魅了してきた彼女の最新作となる本作では、透明感あふれる声と佇まい、瑞々しい演技が持ち味の福地桃子が主演を務め、孤独と喪失の中で日々を静謐に生きる奈々を演じきっている。主演・福地桃子に当て書きされた脚本を背負い、次世代を担う若手女優の新たなキャリアの1ページに相応しい存在感を発揮している。奈々のもとに訪れる青年・俊太郎には、その確かな演技力で様々な作品への出演を重ね、同世代の中でも抜きん出た個性を放つ岡山天音。恋人を亡くした青年の機微を繊細に演じ、福地桃子と共に観客の心に鮮烈な印象を残している。

【STORY】
若くして、海辺の町にある旅館・中島荘を営む中島奈々。

中島荘が休業中の9月上旬、ひとりの青年・藤井俊太郎が「どうしても泊めてほしい」と訪ねてくる。彼は一年前に愛する人を失い、その恋人が亡くなる直前に、この旅館に宿泊していたと語る。奈々は亡くなってしまった俊太郎の恋人のことがすぐに思い当たり、彼女について、「笑顔が印象的でした」と振り返る。

俊太郎は恋人の足跡を辿り、彼女の死を理解するために、昼も夜も町に海にと彷徨い、歩き回る。そんな俊太郎の姿を目にしていた奈々は、この土地の案内役を買って出て、いつしか彼と行動をともにするようになり──。

監督・脚本:井樫彩
出演:福地桃子/岡山天音/野崎智子/久保田磨希/諏訪太朗/安藤玉恵
2022年/76分/日本/日本語
© LesPros entertainment 
©Soichiro Suizu

上映スケジュール

11月13日(水)〜11月17日(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
「あの娘は知らない」「それでも私は生きていく」「エル プラネタ「勝手にふるえてろ
11月20日(水)〜11月24日(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
「それでも私は生きていく」「あの娘は知らない」「勝手にふるえてろ」「エル プラネタ」
11月27日(水)〜12月1日(日)
10:00〜13:00〜16:00〜19:00〜
「エル プラネタ」「勝手にふるえてろ」「それでも私は生きていく」「あの娘は知らない」※

※「あの娘は知らない」29日に舞台挨拶あります。詳細は>> こちらから

鑑賞料金
一般:1500円 シニア(60歳以上):1200円 高校生:1000円
※お得な鑑賞料金の会員システム >>KINBOSHI VIBESもご用意しています。


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