『ひなぎく 4Kレストア版』

『ひなぎく』は世界が自由を求め激動する時代、
1966年にチェコスロヴァキアで製作されました。

戦車に押し潰されたプラハの春の生命力や精神は、
今も輝きを増し、世代を超えて引き継がれています。

60周年となる2026年、4Kレストア版の高画質で記念上映を行います。

【INTRODUCTION】
時代を越えて世界中で愛され続ける『ひなぎく』(1966)の製作 60 周年と日本劇場公開 35 周年を記念し、4K レストア版が 公開される。

1960 年代チェコ・ヌーヴェルヴァーグの中でも、『ひなぎく』は今なお独創的な輝きを放ち、映画監督のジャック・リヴェットやマイク・ミルズ、アルノー・デプレシャン、アリ・アスター、そして『プレデター:バッドランド』が大ヒット中のエル・ファニング、『燃ゆる女の肖像』のノエミ・メルランがベスト映画の一本として本作を挙げ、日本でも岡崎京子、矢川澄子、小泉今日子、野宮真貴、ヴィヴィアン佐藤、池田エライザ、水原希子、ヒグチユウコ、様々なデザイナーや、ファッション誌を飾るモデル達も「大好きな映画」と絶賛。世界中の映画監督や表現者に影響を与え続けている。映画監督のジャック・リヴェットやマイク・ミルズ、アルノー・デプレシャン、アリ・アスター、そして俳優のエル・ファニングやノエミ・メルランがベスト映画の一本とする60年代チェコ・ヌーヴェルヴァーグの傑作!!

日本でもカルト的な人気を誇り、60 年代女の子映画の決定版と謳われる本作の主人公は“マリエ1”と“マリエ2”という 2 人の女の子だ。人形の真似をしたり、姉妹と偽って男たちをだまして食事をおごらせたり、牛乳風呂に入ったり、あらゆるものをちょん切ったり、自由気ままに悪ふざけを楽しむ様子が、色ズレやカラーリング、実験的な効果音や光学処理など、あらゆる映画的な手法を用いて描かれる。

監督と脚本を務めたのは、チェコ映画の先駆者でありチェコ・ヌーヴェルヴァーグで最も有名な女性監督ヴェラ・ヒティロヴァー。強烈な個性と実験性にあふれた作風で監督デビューとなった中編 2 作『天井』と『袋いっぱいの蚤』(ともに 1962)が国際的に注目されるが、『ひなぎく』では食べ物を粗末に扱う描写が反体制的だと国会で糾弾され、上映禁止の危機に瀕した。作家のミラン・クンデラをはじめ多くの表現者や市民が作品を擁護し、『ひなぎく』の上映は許可されるが、民主化運動「プラハの春」が 1968 年にソ連軍によって弾圧されたことでヴェラ・ヒティロヴァーは 1969 年から 76 年まで 7 年間の活動停止に追い込まれている。

主人公マリエ1と2を演じたのは、オーディションで選ばれた素人のイトカ・ツェルホヴァーとイヴァナ・カルバノヴァー。そのほかの出演者も、ほとんどが作曲家や衣装デザイナーなどの非職業俳優が演じている。監督の夫でもあるヤロスラフ・クチェラが撮影監督と美術を、著名な舞台美術家であり、芸術監督として多くの映画作品で活躍したチェコ・ヌーヴェルヴァーグのミューズ、エステル・クルンバホヴァーが共同脚本と美術、衣装を担当している。

日本では 1991 年に吉祥寺バウスシアターで初めて正式に劇場公開され、徐々に口コミが広がり満席が続出、6 週間のロングラン上映となった。以降、VHS や DVD など新たなメディアが発売されたあとも、上映のたびに劇場までファンが足を運び続けており、初公開から 35 年が経とうとする現在もそのカルト的人気は衰えていない。

【STORY】
マリエ1とマリエ2は、人形の真似をし、姉妹と偽り、男たちを騙しては食事をおごらせ、嘘泣きの後、笑いながら逃げ出す。部屋の中で、牛乳風呂を沸かし、紙を燃やし、ソーセージをあぶって食べる。グラビアを切り抜き、ベッドのシーツを切り、ついにはお互いの身体をちょん切り始め、画面全体がコマ切れになる。色ズレや、カラーリング、実験的な効果音や光学処理、唐突な場面展開など、あらゆる映画的な手法が使われ、衣装や小道具などの美術や音楽のセンスも抜群。

監督:ヴェラ・ヒティロヴァー
出演:イトカ・ツェルホヴァー/イヴァナ・カルバノヴァー
1966年/77分/G/チェコスロヴァキア/チェコ語
© Czech audiovisual fund, source: NFA

上映スケジュール

4/15(水)-4/19(日)
10:0012:0413:0014:4916:0018:0519:0020:25
「1975年のケルン・コンサート「ライフテープ」Riceboy ライスボーイ「ひなぎく 4Kレストア版
4/22(水)-4/26(日)
10:0012:0513:0014:2516:0017:4919:0021:04
Riceboy ライスボーイ「ひなぎく 4Kレストア版「ライフテープ」「1975年のケルン・コンサート

鑑賞料金

通 常会員
一 般1800円1500円
シニア(60歳以上)1400円1200円
高校生まで1000円1000円

※お得な鑑賞料金の会員システム >>KINBOSHI VIBESもご用意しています。
>> 鑑賞料金と会員システムの変更のお知らせとお願いについてはこちらから


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!