






坂東玉三郎という唯一無二の存在に魅せられた、
ダニエル・シュミットが見た“黄昏の夢、あるいは夢の黄昏”ーー
【INTRODUCTION】
『ラ・パロマ』の伝説的監督ダニエル・シュミット。玉三郎や大野一雄らとコラボした奇跡の一作が28年の時を経てその世界が4Kレストア版で再びスクリーンに蘇る。
主役は坂東玉三郎。舞踊劇「鷺娘」のクライマックスからいきなり映画は始まる。はらはらと降る雪の中、鷺の精が苦しみつつ死にゆく。と、楽屋の玉三郎が鏡の前で化粧を落し、美しい娘はあっという間に男に変わり、その彼が再び化粧をして別の女に変身する。歌舞伎女形のこの変身の瞬間、そして舞台上の驚くべき女のイマージュ。それをシュミットは一つの奇跡として捉えたかのようだ。その謎を解き明かすのではなく、謎や秘密にたぶらかされる快楽。幻想の中で玉三郎が踊り、男になり女になり、さらに自ら自身の舞台を見る、そんな鏡像的で倒錯的な映画に仕上げた。
『ラ・パロマ』(74)や『ヘカテ』(82)がお気に入りだった玉三郎とシュミットは初来日の1982年以来の友人で、シュミットが玉三郎の楽屋を訪ねたり『デ・ジャ・ヴュ』(87)ではわざわざ女優が白塗りの化粧を落すシーンまで入れていた。一緒に映画を作るのは二人の10年越しの企画だったという。
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1995年ロカルノ国際映画祭
1995年トロント国際映画祭
1995年ジュネーヴ国際映画祭
1996年ロッテルダム国際映画祭
1996年ベルリン国際映画祭
1996年ローマ国際映画祭
1996年バンクーバー国際映画祭
1996年シドニー国際映画祭
1996年ミネアポリス映画祭
1996年サンフランシスコ国際映画祭
1995年度JSC賞(日本映画撮影監督協会賞)受賞
2022年ロカルノ国際映画祭
監督:ダニエル・シュミット
出演:坂東玉三郎/武原はん/杉村春子/大野一雄/蔦清小松朝じ/坂東弥十郎/宍戸開/永澤俊矢
1995年/94分/日本・スイス合作/日本語
(C)1995T&CFILMAG/EUROSPACE
上映スケジュール
| 5/27(水)〜6/1(月) | |||
| 10:00〜12:20 | 13:00〜14:51 | 16:00〜17:49 | 19:00〜20:42 |
| 「私たちの話し方」 | 「シンプル・アクシデント/偶然」 | 「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」 | 「書かれた顔 4Kレストア版」 |
| 6/3(水)-6/7(日) | |||
| 10:00〜11:49 | 13:00〜14:42 | 16:00〜18:20 | 19:00〜20:51 |
| 「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」 | 「書かれた顔 4Kレストア版」 | 「私たちの話し方」 | 「シンプル・アクシデント/偶然」 |
※6/6(土)はイベント開催のため、上映はございません。振替として6月1日(月)に追加上映をいたします。
🐕休館日のお知らせ🐕
いつもありがとうございます。ちょこっとひとやすみさせていただきます。
休館日:6月10日(水)〜6月14日(日)
【鑑賞料金】
| 通 常 | 会員 | |
|---|---|---|
| 一 般 | 1800円 | 1500円 |
| シニア(60歳以上) | 1400円 | 1200円 |
| 高校生まで | 1000円 | 1000円 |
※お得な鑑賞料金の会員システム >>『KINBOSHI VIBES』もご用意しています。
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