『憎しみ 4K』


“ これは、落下する世界のはなし ”

パリ郊外、暴動の翌⽇。異なるルーツを持つ3⼈の若者の24時間。
90年代を代表する⻘春映画にして、世界を撃ち抜く衝撃の傑作





【INTRODUCTION】
1995年、実際に起きた事件に着想を得て製作された『憎しみ』は、鮮烈なモノクロ映像と緊迫感あふれる演出で、移民系住民への差別や貧困、警察による暴力といったフランス社会の矛盾を背景に、行き場のない怒りを抱えた若者たちを描いた傑作。
監督は、本作で一躍その名を世界に知らしめたマチュー・カソヴィッツ。第48回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、作品を「反警察的」と受け止めた映画祭の警備担当警察官たちが、レッドカーペットを歩く監督・キャストに背を向けて抗議するという異例の出来事も大きな話題となった。
公開以来、『憎しみ』は世界中で高い評価を受け、映画のみならず、音楽やファッションなどカルチャー全般に大きな影響を与えてきた。社会から疎外された若者たちの怒りと閉塞感を見つめたその視線、そして大胆な映像表現は、30年を経た現在も驚くほど鮮烈だ。時代を超えて世界の現在と響き合う、90年代フランス映画を代表する金字塔が、4Kでスクリーンによみがえる。

主演は、本作で一躍世界にその名を知らしめた、当時28歳のヴァンサン・カッセル。坊主頭にストリートファッション、鏡に向かって『タクシードライバー』のトラヴィスを真似るヴィンツ役で強烈な存在感 を放ち、その後フランスを代表する俳優のひとりとなった。サイード役にはサイード・タグマウイ、ユベー ル役にはユベール・クンデ。街を歩き、くだらない冗談を交わし、時に苛立ちをぶつけ合う3人の姿を、 ヒップホップをはじめとする当時のユースカルチャーとともに圧倒的な熱量でスクリーンに刻みつけた。

カソヴィッツは「私がこの映画を撮った理由は、若者たちが死んでいるからだ。そして、誰も彼らのことを知らなかったからだ。観客に彼らを知ってもらいた かった。ニュースの中の“若者”に、名前と顔を与えるために。人々には、現実を突きつける一撃が必要なんだ。まだ何も終わっていないと思い出させるために」と語っている。公開から30年。時代を超えて世界の現在を鋭く映し出す、フランス⻘春映画の金字塔が4Kでスクリーンによみがえる。

【STORY】
パリ郊外〈バンリュー〉。移⺠や低所得労働者が多く暮らす団地で暴動が発⽣した。ユダヤ系のヴィンツ、アラブ系のサイード、アフリカ系のユベール──異なるルーツを持つ3⼈の若者は、警察による少年への暴⾏事件をきっかけに緊張が⾼まる街で、警官が紛失した⼀丁の拳銃を⼿にする。

監督・脚本・編集:マチュー・カソヴィッツ
出演:ヴァンサン・カッセル/ユベール・クンデ/サイード・タグマウイ/フランソワ・ルヴァンタール
1995年/98分/G/フランス/フランス語
原題:La Haine
© Copyright 1995 – LES PRODUCTIONS LAZENNEC – LE STUDIO CANAL+ – LA SEPT CINEMA-KASSO Inc PRODUCTIONS. © 2009 Le Pacte © Photos : Guy Ferrandis

上映スケジュール

11/25(水)-11/29(日)
10:00〜12:1013:00〜14:4616:00〜18:1919:00〜20:45
『ムクドリと人生とレモンパスタ』『憎しみ 4K』『ちっぽけな僕の、おおきな世界』『ブリジット・ジョーンズの日記 4Kレストア』
12/2(水)-12/6(日)
10:00〜12:1913:00〜14:4516:00〜18:1019:00〜20:46
『ちっぽけな僕の、おおきな世界』『ブリジット・ジョーンズの日記 4Kレストア』『ムクドリと人生とレモンパスタ』『ちっぽけな僕の、おおきな世界』

【鑑賞料金】

通 常会員
一 般1800円1500円
シニア(60歳以上)1400円1200円
高校生まで1000円1000円

※お得な鑑賞料金の会員システム >>『KINBOSHI VIBES』もご用意しています。


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