






わたしは、わたしをあきらめない
【INTRODUCTION】
1970-80年代の静岡を舞台に、激動の時代を生きる女性が自らの生き方を模索し、困難を乗り越えながらも力強く歩んでいく姿を描いたヒューマンドラマ。
本作は、監督が“母の人生”と真正面から向き合って生まれた渾身作。急速な変化に揺れる時代を背景に、シングルマザーの主人公・富士子は既成の価値観や社会規範に抗いながらも、自らの人生を切り拓こうとする。立ちはだかる時代の波に揉まれながらも、社会に負けず自由を求め、周囲に助けてもらいながら必死に生き抜くその先に、富士子が見出す自分らしい生き方とは――。
従来の日本映画フォーマットから脱却し、木村太一監督は日本映画の新たな可能性を探求する。大胆なクリエイティブ表現域に挑戦し「アニメーションと実写を融合」させることで、日本映画界の映像表現の限界を押し広げる演出力を示している。母の人生に着想を得た木村監督は、女性のたくましさや母としての葛藤と喜び、親子の深い絆を丁寧に描き出した。個人的でありながらも誰もが共感できる普遍性を持つこの物語は、見る者の心に強く響く、感動的で時代を超えた映画体験をもたらす。
主人公・富士子を演じるのは、映画『茜色に焼かれる』で第46 回報知映画賞最優秀新人賞、第43回ヨコハマ映画祭最優秀助演女優賞を受賞し、その高い演技力で評価を受ける片山友希。
富士子から理不尽に子どもを奪おうとする意地悪な姑古宮敏子役にYOU。保険営業として働く富士子の営業先で出会う佐々木役にリリー・フランキー。病に伏せる富士子の父役にうじきつよし。シングルマザーとなった富士子が藁にもすがる思いで駆け込む託児所の園長・畑山役に竹下景子。富士子の父の古い友人で、娘のように富士子を見守る近所の蕎麦屋店主・大石役にイッセー尾形。負けん気の強い富士子の母・千代役を岸本加世子。富士子が働く喫茶店フォレストの店主・奈倉役MEGUMIが演じ、日本映画界を代表する実力派俳優たちが脇を固め、主人公・富士子の人生を取り巻く人間模様にさらなる奥行きと深みを与えている。
また、製作スタッフも一流の面々が集結した。撮影監督を、King Gnuやmillennium paradeなど数々のアーティストの写真やMVを手がけるほか、広告、ファッションムービー、映画と多岐に渡って撮影を行なう川上智之が担当、エディターを「SHOGUN 将軍」でエミー賞を受賞した三宅愛架が務めた。さらに、劇中曲には、常田大希(King Gnu)や、ポパルダウド明(幾何学模様)など、多彩なアーティストらが制作に参加しており、作品世界を彩るロック性を内包した音楽にも注目だ。
『FUJIKO』は、主人公・富士子のシングルマザーとしての葛藤や、自由を求める挑戦を軸に、1970年代を生き抜く女性たちの姿を通して、抑圧に屈せず信念を貫くことの意味を問いかける。本作は、単なる個人の物語を超え、すべての人々にとっての「生きるアンセム」となることを目指している。
【STORY】
舞台は、1977年の静岡。嵐がひどく停電した病院で娘・麻理を出産した富士子。
母親になった喜びも束の間、夫の実家から理不尽な仕打ちを受け続けたあげく、姑と義姉に麻理を奪われてしまう。
愛する幼な子と引き離された絶望の中、実母・千代の力を借りなんとか麻理を取り返した富士子は、周囲の反対を押し切りシングルマザーとして麻理を育てることを決める。
しかし、その先に待ち構えていたのは、図らずも自身が憧れていたロックンロールのような波乱万丈の人生だった――。
原案・監督:木村太一
出演:片山友希/渡辺友那/寺田楓/諏訪珠理/橋本淳/MEGUMI/馬場園梓/瀬戸さおり/ミズモトカナコ/成松修/関口アナン
YOU/リリー・フランキー/うじきつよし/竹下景子/イッセー尾形/岸本加世子
2026年/95分/G/日本/日本語
©2026 FUJIKO Film Partners
上映スケジュール
| 6/17(水)-6/21(日) | |||
| 10:00〜12:28 | 13:00〜14:45 | 16:00〜17:46 | 19:00〜20:43 |
| 5月15日に情報解禁します | 「ホールディング・リアット」 | 「A Missing Part また君に会えるまで」 | 「FUJIKO」 |
| 6/24(水)-6/28(日) | |||
| 10:00〜11:46 | 13:00〜14:43 | 16:00〜18:28 | 19:00〜20:45 |
| 「A Missing Part また君に会えるまで」 | 「FUJIKO」 | 5月15日に情報解禁します | 「ホールディング・リアット」 |
【鑑賞料金】
| 通 常 | 会員 | |
|---|---|---|
| 一 般 | 1800円 | 1500円 |
| シニア(60歳以上) | 1400円 | 1200円 |
| 高校生まで | 1000円 | 1000円 |
※お得な鑑賞料金の会員システム >>『KINBOSHI VIBES』もご用意しています。
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